株式会社 小池組 「ふるさと納税」制度活用インタビュー(前編)

現在、建設業界は、公共事業、オリンピック事業により人材不足とも言われる程の晴れ業界ですが、新潟の建設会社、株式会社小池組では、数年、数十年先を見据えて、今ある制度を活用し面白い事業に取り組んでいます。

地方ならではのアイディアに斬新かつ、最新のシステムを活用した新事業について、お話をお伺いいたしました。

 

 

株式会社 小池組
代表取締役 小池 金一 様

―小池様が経営されている、「株式会社 小池組」の主なお仕事、企業理念などをお聞かせ下さい。(以下、敬称略)

 

当社は、主に、新潟県及び、新発田市の公共工事(土木工事)を受注、施工管理を行っております。私共は、『地域に必要とされる企業』として信念を持ち、当社に関わる全ての人たちに、感動・称賛を提供するよう邁進し、未来に向けて挑戦し続ける事を理念としております。

 

―昨年末、「ふるさと納税」として認可された特典事業について、お伺いします。まずは、どの様な目的や背景でスタートされたのでしょうか?

 

2017年の夏ごろ、高校の先輩から、ふるさと納税返礼品に、当社の「ふるさと見張り番」事業を返礼品に応募してみたらどうか?と提案がありました。そこで、当市の総務課(返礼品の部署)に返礼品の規定を確認しにいきました。当初は、品物(酒、農作物等)が対象であり、サービスという実態のないものは、現時点では何とも言えないとの回答でした。

 

―今、ふるさと納税の制度も充実してきて、様々な名産品など、話題になっていますね。ですが、サービスというのは、とても面白いアイディアですね。

 

はい、ただ、私が問い合わせた時点では、物品が主とされておりましたので、どうにかしてアピールしたいと、市長や副市長、各部長などに問い合わせやPRを行いました。

その後、10月の返礼品の応募開始の際、当市総務部から返礼品の範囲変更があり、サービスでも可能との連絡が入り、当社の「ふるさと見張り番」を応募することができました。

現在、ふるさと納税返礼品は、どの市町村でも物品(農産物、地元銘菓、酒、宿泊券など)が対象となっていることが多く、サービスを返礼品にしているところは、皆無に等しいのではないでしょうか。その中で、「ふるさと見張り番」サービスが、返礼品に入ることが出来たのは、これまでの事業の中でサービスについて知り得た方々へPRし続けた事、2年前から市の広報誌に広告を掲載し続けたことなども、要因かと思います。

 

―これまで、広報誌への広告、メディアへ出られたことなどの実績もあるのでしょうが、遠方にいらっしゃる家族の方々が、実際、ふるさとの土地・家屋の管理に苦しているという現状の解決策の一つとして、市町村は「ふるさと見張り番」・「きれいにしょで」に期待されているのでしょうね。

注)「ふるさと見張り番」とは、郷里に残してきている家、農地、山林。1年に少なくとも2、3回は現地に行って様子を見にいったり、手入れもしたい。けれど実際にはなかなか手が回らず、もう長いことほったらかし…そんな方にかわって、地元のどけんやナビ会員建設会社があなたのふるさとをお守りするサービスです。
(以下、ふるさと見張り番の一例として、「墓地清掃サービス」画像を抜粋掲載いたします)

  1.掃き掃除

  2.ごみの片づけ

  3.水洗い

  4.ハイブリッド洗浄

5.ハイブリッド洗浄ビフォーアフター

(後編に続く)